〔もう一つの大きなイベント〕
第四回関東同窓会の大成功は喜びの限りでしたが、この日は私にとってもう一つの大イベントがありました。3月18日は小学6年の息子の卒業式でした。
息子は、2400gくらいで生まれましたので、生まれた後保育器に長い間入っていたため元気に育ってくれるのだろうか?と心配していました。しかしこんなに大きくなって立派にこの日を迎えてくれました。
先ほど、息子たちが学校で作った「思い出のCD」を見ていましたが感無量の感がありました。
特に息子が生まれてからこれまでの12年間は、私にとって試練の連続で体を壊して途方にくれたり、全く新しいことに挑戦したりとジェットコースターに乗っているような日々でした。子どもたちの寝顔を見て何度勇気付けられたかわかりません。
息子のことばかり書くと娘に「兄弟は平等」と言われますが、娘も息子も私にとって本当にかけがいのない存在です。
私自身、子どもたちはいつの時代も純情で罪が無くかけがいのない存在だと思います。今の大人たちの姿を見ていると「子どもたちは何に目標を見出すのか」
と思います。
私は、仕事がら国内外のそれなりの立場の方とお付き合いがあります。欧米の方は、子どもの写真を交換しているほどの友人もいるほどで、意見を求めると本当に誠心誠意調べてくれたりして対応してくれます。そのように対応してくれるとこちらも一生懸命になって「本当の意味の切磋琢磨」が生まれてよいものを作ることができます。
それに対して、日本の方はもちろん例外的な方は多くいますが所謂「人に何かをしてもらったら礼をする」類のことができない人がいかに多いかびっくりするほどです。
今の指導層の人たちは、もちろん例外の方はいらっしゃいますが高度成長期を
苦労無しに上ってきた人が多いためしょうがないのかもしれません。
今の指導層の人たちを苦労して支えてきたのが私たちの世代だと思います。
今年、私たちは50歳を迎えます。今まで苦労して身に着けた経験、スキル、知識を生かして真の人生の収穫期に入ると考えています。
とにかく、健康が最も重要です。その意味では27期同窓生の中には立派なお医者さんも多くいます。
同窓生のチームワークで実り多き人生の収穫期を乗り切りたいと切に願っております。
27期関東同窓会運営委員長 吉村克信
2006年3月20日(月)自宅にて
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